時計愛好家が最後に辿り着くブランドの一つ、ブレゲ。
中でも「クイーン・オブ・ネイプルズ」は、1812年にナポリ王妃カリーヌ・ミュラのために作られた「世界初の腕時計」の記録を現代に蘇らせた、極めて特別なコレクションです。
今回は、数あるラインナップの中でも、あえてステンレススチールを採用することで「日常の芸術品」へと昇華された「8967ST/V8/J50」の魅力を紐解きます。
1. 視認性と遊び心の「ドドーン!」:12と6のダイナミズム
まず目に飛び込んでくるのは、文字盤上にドドーン!と描かれた、変形アラビア数字の「12」と「6」です。
昨今、スマートフォンの普及によりアナログ時計から時間を読み取る機会が減っていると言われますが、このデザインなら心配無用。一目で「今が何時か(少なくとも6時か12時か!)」を教えてくれる圧倒的な主張があります。
時計を単なる時刻確認の道具としてだけでなく、人生の豊かさを彩るTPOに合わせた正装として捉えるとき、この大胆なインデックスは、大人の余裕と遊び心を雄弁に語ってくれます。
2. 造形美の「ドドーン!」:童話の鏡のようなエッグシェイプ
ケースの形状は、まるで童話に出てくる魔法の鏡を彷彿とさせる、美しい「卵型(オヴォイド)」。
そのサイズ感もまた、規格外のドドーン!というインパクトを放ちます。
-
レディースの常識を超えるサイズ: 約43.75mm × 35.50mm。
-
圧倒的な存在感: 一般的なレディースモデルが20mm〜30mm前後であることを考えれば、この40mm超えのスケールは驚異的です。
しかし、ただ大きいだけではありません。緻密に計算された曲線()によって、手首にしなやかに沿うように設計されています。この「大きさ=存在感」こそが、自立した女性の腕元にふさわしい気品を生み出すのです。
3. ステータスの「ドドーン!」:100万円を超える芸術への投資
本ブログでレディースモデルをご紹介するのは2本目となりますが、価格もまた次元の違うドドーン!とした重みを持っています。
-
参考価格:約160万円
100万円の壁を軽々と超えてくるその価値は、単なるブランド代ではありません。自社製の自動巻きムーブメント「Cal.591C」を搭載し、裏蓋のサファイアクリスタルからは、ブレゲの伝統技術が凝縮された精緻な鼓動を眺めることができます。
大切な人への、あるいは自分自身への、一生モノの「贈り物」として。少し早いかもしれませんが、特別な日のための候補としてチェックしておく価値は十分にあります。
製品スペック詳細(8967ST/V8/J50)
| 項目 | 内容 |
| ムーブメント | 自社製 Cal.591C(自動巻き) |
| ケース素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 43.75 × 35.50 mm(エッグシェイプ) |
| 文字盤 | ブルーラッカー / ホワイトアラビア数字 |
| パワーリザーブ | 約38時間 |
| 防水性能 | 3気圧防水 |
| 参考税込価格 | 1,611,600円 |
結論:手首に「王妃のプライド」を。
ブレゲ「クイーン・オブ・ネイプルズ 8967ST」は、時計という枠を超えた、身に着ける歴史そのものです。
「大きい」「高い」「個性的」という三拍子が揃ったこの時計を、さらりと着けこなす。それは、流行に流されず、自分自身の価値観を信じている証でもあります。
デジタルな時代だからこそ、こうしたアナログの極致、それもドドーン!と個性が爆発した名機を愛でる贅沢を、ぜひ味わってみてください。
※更新時点で、各所在庫切れのようです。 随時検索結果をご確認ください。


コメント